【キッチン風水】水と火を取り持つ観葉植物を活用する
キッチンは、水と火、そして金が混在する場所です。問題なのは、それぞれがお互いを壊す関係にあるということ。水は火を消し、火は金を溶かすという相剋関係にあります。この関係を、互いを生かす関係・相生関係へと導くのが、キッチン風水の基本となります。
観葉植物は木の要素を持ちますので、水と火の間に入れると、水→木→火という相生関係を作ることができるアイテムです。観葉植物を上手に取り込んで、まずは水と火の関係を改善すると、キッチン風水は始めやすくなります。
置き場所の注意点
まずは使い勝手を優先すること
風水を整える上で落ち入りがちなのが、風水的なことを気にしすぎて、使い勝手や利便性・見た目などを犠牲にしてしまうこと。これらを犠牲にすると余計なストレスがたまってしまうので、バランスを考えることが大切です。例えば、下記でコンロとシンクの間をオススメしていますが、ここに置くことでキッチンが使いにくくなるなら無理する必要はありません。
基本はシンク寄りにレイアウト
観葉植物は生きていますので、コンロの熱や煙が多くかかる場所(コンロの壁側など)はやめましょう。木は水と火の間を取り持つので、まず第一候補はコンロとシンクの間です。
次はキッチンカウンターが現実的で、ダイニングに向けても植物の清涼感をプラスすることができます。
他には窓際も候補に入りますが、窓は換気などで開閉することも多いため、できれば吊棚や飾り棚などに置くのがいいですね。
サイズと伸びる方向を注意
キッチンは動きの激しい場所です。その動きの邪魔になるような観葉植物は、生活上避けるといいですね。
例えば、アイビーやシュガーバインのように垂れ下がるツル系の植物は、ひょんな拍子に引っかかって倒してしまうかもしれません。従ってこれらを棚などにレイアウトすると邪魔になる可能性もあるので、ツル系のものはシンクに垂れ下がるようにすると落ち着きます。
また、大きすぎる植物はキッチン内を移動する際に邪魔です。キッチン内の観葉植物は、片手で持てるくらいのサイズがベストですね。
キッチンには細長い観葉植物がオススメ
これらを踏まえて、キッチンにオススメな観葉植物を導き出すと、
細長く小ぶりなもの
といった具合になります。
観葉植物でも、縦に細長く育つものは、より木の要素を持つので最初の目的である、水と火の間を取り持つ効果を十分発揮してくれるでしょう。
具体的な候補は、ミリオンバンブー、小ぶりなパキラが良い感じです。
ガジュマルも可愛くて人気がありますが、金の気をもつので陶器製のポットに入れると安定します。
番外となりますが、豆系を水栽培しても一石二鳥だったり(笑)