インテリアのアクセントに差し色アレンジ
アパレル風に言うと差し色、インテリアコーディネートやカラーコーディネート風に言うとアクセントカラーと言います。
これは全体のイメージの中に、目立つ色を入れることで、雰囲気にメリハリを付け、
イメージをスタイリッシュにするために行うテクニックです。
差し色を変えると全体のイメージも変わるので、季節ごとに変更すると空間がリズミカルになります。
どんなインテリアでこの差し色を入れればいいか迷う方もいるかも知れませんが、
季節によって変えやすい、クッションカバーなどのファブリックで入れるとやりやすいでしょう。
それでは、参考例を元に季節ごとに差し色を変更してイメージを見てみましょう。
差し色がある場合と無い場合
季節ごとのイメージを見る前にまずは、差し色の効果を確認してみましょう。
左の画像が差し色無し、右の画像が差し色ありのイメージです。
いかがでしょうか?
差し色がある右の画像の方が目の焦点がつきやすく、ピンクのイメージが乗っかってスタイリッシュですよね。
差し色を入れる場合の大原則は、面積の小さい物で少しだけ取り入れること。
もちろん一つだけでなく、2・3個程度なら色の組合せも楽しめます。
春の差し色のイメージ
春は色が明るく軽くなる季節なので、部屋の中に春を取り込む意味でも、「パステルカラー」を差し色にしてみてはいかがでしょうか?
パステルカラーを何色か取り入れるとリズム感がすごく出るので、春のウキウキ軽いイメージが使いやすいと思います。
夏の差し色のイメージ
夏は冷たい寒色系の色をイメージさせることで涼しく過ごせるような差し色が良いと思います。
左の例のように淡いブルーでも良いですし、右のように強いブルーでもOKかと。
秋の差し色のイメージ
徐々に寒さを感じてくる秋には、やっぱり暖色系のカラーが似合います。
落ち葉や紅葉をイメージしたようなコーディネートもいいですね。
冬の差し色のイメージ
冬は強めの暖色系が良いと思います。
秋のカラーリングを少しビビットにしたようなイメージですね。
ビビットな赤色とかを差し色にしたい場合は、周りの色を無彩色でまとめておくとよく映えると思います。
あくまで一つのイメージですが、差し色のコツは周りの色とイメージが大きく違う色を入れることです。
例えば周りが明るい色ばかりなら、黒い色も十分に差し色の効果を出してくれます。
周りのイメージを引き締める為に、違うイメージの色を少しだけ取り入れる。
甘いスイカをより甘く感じるために振り掛ける「塩」のようなものですね。