夏のリビングインテリア~青と素材を上手に使う
夏はエアコンばかりに頼ると健康面も心配になります。そこで、夏でも涼しく感じるようなコーディネートを考えてみましょう。一番のポイントは、やはり色、ブルー系統の寒色系です。ラグやパネル、ソファなど大きい面積を持つポイントにブルーを使うと、かなり涼しげになります。
それではコーディネートの詳細を見ていきましょう。
ガラスなど水をイメージする素材も取り入れる
ガラスは水をイメージしやすい素材なので、まずは綺麗にしておくと良いでしょう。
ガラステーブルなどを取り入れても涼しさがアップすると思います。
水の流れを連想するような柄
青だけでなく、水の流れを連想するようなテキスタイルもお勧めです。
まとめ
1.熱がこもる場所をなくす
部屋の中に空気がこもりやすい場所があると、そこに熱もたまって部屋が暑くなります。特に本棚やキャビネット。
これらの大きい家具は壁に貼り付けないで5cmぐらい離してレイアウトしましょう。また本棚の場合は夏だけ本を少なくするのも良いと思います。動線の邪魔になったり風通しをさえぎるので、大きい家具はできるだけ邪魔にならない場所へ配置しましょう。
2.熱は天井にたまっている
熱は上に上る法則があるので、基本的に天井部分によく溜まります。シーリングライトなどもあり、風通しも通常は考えられていないので溜まりやすいです。シーリングファンをつけるのがベストですが、なければ扇風機を天井に向けて、風の流れを作ってあげるのも良いでしょう。
3.ファブリックの素材を硬くて通気性の良いものに交換する
キメの細かいファブリックの場合、汗ばんでる肌にくっついて空気をこもらせ、熱をためてしまう恐れがあります。
麻などの硬く通気性の良い荒いファブリックに交換すると、熱がこもりにくく快適になるでしょう。
4.風の流れを重視したレイアウト
扇風機を使い、室内の風のスピードをアップします。窓を15cmほど開け、その隙間に向かって扇風機を回しましょう。そしてその窓の対角線にある窓やドアを全開します。すると狭い隙間から勢い良く室内の空気が流れ出るので、風の通りがよくなります。
5.青とブラウンのカラーコーディネート
青は寒色なので赤などの暖色より体感温度が下がります。これはファブリックなどで取り入れると良いでしょう。ただ青いだけだとつまらないので、ダークブラウンと組み合わせるとオシャレかつ体感温度もより下がると思います。ダークブラウンは暗いので比較的熱を感じにくい色です。マットな質感の青とダークブラウンでまとめれば、より涼しげで落ち着いたイメージが出来上がると思います。
6.観葉植物を窓際に置く
観葉植物の清涼感を室内に取り入れることで涼しさもアップすると思います。ただし置きすぎにはご注意を。蚊が多くよってくるかもしれません。蚊は人の汗や植物の水分に引かれて集まる習性を持っているためです。
あと気をつけたいのが、昼間に以下に熱を防ぐかです。昼間日光に晒された建物は熱を蓄えて、夜に放出します。だから夜は外のほうが涼しく感じます。これを防ぐためにスダレで窓や特に日光が強く当たる場所をガードするのも効果的かと思われます。