8畳ワンルームで二人暮らし!ソファベッドが可能性を広げてくれるのです
少し使いづらいデコボコした8畳ワンルームで二人暮し(同棲)といった具合のインテリアコーディネートを試してみました。キッチンが室内にあって、入り口も変に使いにくく、バルコニーへのテラス窓が左の壁の一面にまたがる為、スペース的にもデッドな部分が多かったですが、ソファベッドや冷蔵庫のレイアウトなどを工夫して、デコボコを埋めるように生活スペースを確保してみました。
クローゼットはあるのである程度収納は片付きますが、チェストなどもレイアウトして工夫しています。とりあえず設定としてはワンルームで二人暮しなので、男性の部屋に女性が一緒に住むといった感じでしょうか。
契約上いろいろ気をつけなくてはいけないこともありますが、部屋のシーンに分けてポイントをご紹介してきたいと思います。
物件情報と8畳のレイアウト間取り図
場所東京新宿区落合
立地JR山手線 高田馬場駅 徒歩15分
面積22m² ワンルーム洋室 8畳 マンション
家賃7万円程度
キッチン横にソファベッドをレイアウト
本当ならキッチンのすぐ横に冷蔵庫や電子レンジを配置した方が使いやすいかと思うんですが、今回の部屋はデコボコしていて、この場所以外にベッドをレイアウトすると、かなり多くのデッドスペースを生み出してしまうので、この位置にソファベッドを配置してみました。
ソファベッドはベッドにすると大抵セミダブルぐらいの大きさになるので、二人分としてはなんとかOKでしょう。(布団はソファの下か、クローゼットにしまう…ぐらいの選択枝ですかね)
またちょっと見にくいですが、このソファベッドの上に棚を作って手作りの収納スペースを設けています。食器や調理器具はキッチン収納が結構あるので、ここにできるだけ頼るようにできればいいなと思います。
冷蔵庫をキッチンの反対側へ
ソファの対面、クローゼット前に冷蔵庫と電子レンジを配置しました。電子レンジがちょっと不細工なので、隣のラックに移しても良いかなと思います。
部屋の中央にかけて、軽く低い家具を並べるようにして、圧迫感をできるだけ少なくするよう工夫もしています。もっとしっかりした作りのシェルフを置いて、食器などを収納してもいいかもしれませんね。
ローテーブルとローボード
基本的にはナチュラル色の家具で統一していますが、AVボードのみダークなものにしています。
左右のラックとチェストとの連続性を断つことで、焦点ポイントを作って、意識的に広く見せるような工夫をしてみました。
家具の腹は冷蔵庫から揃えてますので、雑には見えないと思います。ローテーブルは部屋の形に合わせて120cm×60cmの長方形のものをレイアウトしました。
カーテンとラグをダークなもので統一
次はカーテンとラグについてです。ラグはダークなブラック系のものにして、カーテンもブラック系にして統一しています。ダーク系のファブリックは使い方によってはメリハリを出しやすく、部屋を広く感じさせることもできるかなと思います。
赤いソファとも対比されてますし、ナチュラル家具もより明るく見えて見えませんか?カーテンは柄物でもいいかもしれませんね。
入り口から室内を見たイメージ
最後は室内への入り口付近から見たイメージです。テレビの横にテーブルランプを置いているんですが、二人暮しをするなら、こういった照明をうまく使うと良いかと思います。夜は全体照明をおとして、間接照明で部屋をボンヤリさせれば、空間の広さや、二人の距離感もゆったりすることができると思いますし、何より気分転換にもなるので、照明を2,3個レイアウトしておくと良いんじゃないかと。
二人分の荷物をうまく納めていかなくてはならないので、収納は多いに越したことはありませんが、その場合は、右のチェスト程度の低さの家具が邪魔にならず、圧迫感も少なくて似合うと思います。なんならソファ上の棚を2段にしてもいいですよね。(物が落っこちてこないように注意しなくてはなりませんが)
まとめ
ワンルームで二人暮しというちょっと大変なテーマでコーディネートを考えてみましたがいかがだったでしょうか。基本的には収納力を高める方向性で家具などを選んでいけば良いと思いますが、女性のお化粧スペースやお化粧グッズの収納場所など、しっかり考えておかないとストレスの原因になったりするかもしれません。
なんにせよ、これまで一人で考えて一人で生活していたものを、二人で行うのですから、どちらかの意見を一方的に通すのではなく、また、言い辛いからといって自分の意見をあまり言わないなど、放棄的な考えはやめた方が良いと思います。せっかく共同生活をするのなら、そのプロセスを大切に楽しんでください。