自宅で働くための1LDKインテリア
自宅で働くと圧倒的に家で過ごす時間が長くなります。
そのため普通の部屋より良く計画してインテリアコーディネートやレイアウトを考える必要があります。
1LDKの場合は一つの部屋を完全に仕事場にするか、それとも寝室にするかで方向性が決まりますね。
今回は寝室として使い仕事場はリビングの一角に設けるようにしてみました。
賃貸物件情報と間取り図
場所千葉県船橋市藤原
立地JR武蔵野線船橋法典駅 徒歩15分
面積52m²1LDKアパート(18畳LDK + 6畳1室)
家賃7万円程度
玄関からキッチンダイニングの眺め
まず玄関から入りキッチンとダイニングのイメージをご紹介します。
ここは動線も絡むので1m角の正方形+1本足のコンパクトなダイニングテーブルをレイアウト。
人を招いた際、打ち合わせテーブルとしても活用できると思います。
キッチンのイメージ
ダイニングテーブルの下にはグリーンのラグを敷き床の色と合わせて、明るいナチュラルなイメージを出しています。
また人を招いたり動線が絡む場所なので、収納家具などはできるだけコンパクトに抑えて、なるべく開放感のあるスペースを心がけています。
L字型リビングの角にワークスペースをレイアウト
18畳のLDKの角の部分にワークスペースをレイアウトし、ここで仕事を行います。
この場所は部屋のちょうど中心なので、とても開放感があり窮屈ではありません。
フリーやSOHOで働くと普通に10時間ぐらい作業する場合もあるので、長時間の作業で寂しくならないよう、こういった場所が仕事場として好ましいのではないかと思います。
ワークスペースはコンパクトかつ機能的に
今回は角にレイアウトするので、それに合わせて棚と一体になったデスクをレイアウトしてみました。
足りなければ本棚を置くスペースもありますし、パソコンだけでなくライティングのスペースもあります。
椅子を回転させて違う作業にかかると少し気分転換にもなったりします。
それからデスクチェアをおく場合は、その下に床の保護を目的としたマットやラグなどを敷くといいですよ。
ワークスペースからの眺め
次はワークスペースからリビングを見たイメージです。
このように空間が広がっているので、圧迫感が少なく移動もしやすいです。
少し休憩したいときは置くのソファに行ったりキッチンに行ったりできますし、どの方向からもワークデスクを確認できるので、悩んだときはソファに座りながらPCを眺めて考えたりダイニングから考えたりできます。
ちょっと離れて考えると、意外とすばやく解決したりすることが多かったりします。
L字リビングの内側
L字リビングの内側がジグザグにへこんでいるので、この部分にチェストとフロアランプをレイアウトしてみました。
食器棚が足りない場合は、ここにレイアウトしてみてもいいですね。
メインリビングのイメージ
続いてはメインリビングのイメージです。
今回は黒とナチュラル、そしてブラウンでまとめて落ち着いた明るいイメージでコーディネートしました。
額の上にはウォールステッカーで遊んでいます。
メインリビングの居心地
ソファに座ってテレビを見るイメージです。
右側にスツールとかがあっても邪魔になら無そうですね。
長方形のコーヒーテーブルはオットマン代わりにもなってしまいそうです。
寝室のイメージ
さて次は寝室のイメージをごらんください。
基本的に寝室は寝ることだけを大切にして、テレビなどは置かないようにします。
コーディネートもシンプルに、あとはスタンドミラーなどを置いて、完全にプライベートな空間としてキープします。
インテリアはチェストやブックシェルフのみ
最後になりますが、窓のほうから寝室を見たイメージです。
入り口の横にブックシェルフをレイアウトしています。
まとめ
実際、自宅で仕事をしてみると、あまりにも仕事場から動かないことに、軽く驚いたりします。
特に一人暮らしの場合だと人と会わないことも珍しくありません。
こういった場合、一つの部屋を仕事場にすると、その部屋にこもりすぎてしまい、なんかさみしくなります。
リビングはパブリックな場所ですし、仕事というのもパブリックな関係を求めるものなので、リビングの一角に仕事場をレイアウトして、ダイニングやリビングも仕事場のパーツとして活用するといいのではないかと。
たとえ自宅で仕事をする場合でも、フリーの場合は人を招くこともあるわけで、そんなときはベッドのある部屋などには招きたくありません。
ですので今回は寝室を完全に切り離し、プライベートで休む部屋として確保しています。
リビングは本来来客も想定してコーディネートするので、そこに仕事場があることには違和感も少ないと思います。
はっきり言って、とても静かな場所で仕事をするより、すこし騒がしかったり気配がする場所で、作業したほうが作業効率としては良いと思います。
これからより多くの人が自宅で仕事をする機会が増えると思いますが、その場合は「寝・食・働」をどのように組み合わせるかポイントになると思います。
ただ経験から言うと、寝る場所と食べる場所は分けて暮らしたいなって感じます。