廊下&階段の風水インテリア!
廊下という細長い空間は気の流れる方向が直線的なのでスピードが速くなりがちになります。気の流れが速すぎると鋭くなりうまく部屋に取り込むことができません。階段も同じく気の上下の流れを作る場所なので、急すぎると二階の部屋にスムーズに気が流れていきません。
案外見落としがちなポイントですがちょっとしたことで改善することができるので、各部屋を整えると同時に廊下と階段も風水で整えるといいでしょう。
階段の風水 基礎知識
まず大前提として階段の気の流れは緩やかな状態がベストです。
階段のように移動する場所で気の流れが速いと急いでしまい予期せぬ事故につながりかねません。
カーブしている階段や中腹がある階段がベストですが、まっすぐな階段の場合でもある程度の対処方法があります。
(らせん階段は気が迷うのでNG、金属製&石で出来ている階段もスピードアップするのでNGです。)
階段を絨毯張りにする
大抵の場合は木製かと思いますが、その上から階段を覆うように絨毯張りにすると気の流れを緩やかにすることができます。
上下にマットを敷く
絨毯張りが難しい場合は階段の上下にマットを敷きましょう。天然素材のものが良く、中でもイグサマットはベストな選択です。
階段の風水 位置的なポイント
階段はその上下に外に通じるドアがあると、そこから気を放出してしまい家の中の気が不足してしまいます。
特に玄関正面に階段がある場合は風水的に好ましくありません。
また基本的に気の流れが速いので、その上下の入り口近くに居間があると、くつろぎ感を損ねる結果となります。
時々家の中心に階段を設け居ている間取りを見かけますが、これは家の気を二分することにつながり、家庭不和などに繋がりかねません。
なので引越す場合は階段が外側にぴったりとくっついている間取りを探すと良いでしょう。
階段の方角的な位置として最適なのは、東、南東、南、北です。
北東は変化の方位と呼ばれており、ここに速い気の階段があると全体が不安定になってしまいます。
その他の方位も基本的には移動する場所としては好ましくないのですが、階段は家具と違って位置を変えることができませんので、簡単な対処方法をご紹介します。
西・北西には彫像を置く
この方位の階段の上下に、石か金属製の彫像のようなものをおくと効果的です。
北東・南西には天然塩
この方位の階段の上下に天然塩を持って置くことで気の流れを改善することができます。
北・東・南東に観葉植物
好ましい位置の階段をさらに整えるならこの方位の場合観葉植物をレイアウトするのがいいでしょう。
南には備長炭
南も好ましい位置ですがさらによくするには丸い陶器製の鉢に備長炭を入れておいておくといいでしょう。(画像のようなインテリア備長炭もいいですね)
階段は家の中でも事故が置きやすい場所なので、気持ちを急がせない対処方法が大切ですね。
それが気の流れを緩やかにして全体に良い影響を与えてくれると思います。
廊下の風水 簡単な対処方法
廊下の風水も基本的には階段と同じ考え方になります。
移動する空間では気も早くなりがちなので、この気を緩やかにすることを心掛けましょう。
鏡をS字に飾る
上から見て鏡を交互にS字に飾ることで気の流れを緩やかにすることが出来ます。歩いているとその鏡が気になって一点に目線を集中しなくなるので気が緩やかになります。
観葉植物をS字にレイアウト
上から見て観葉植物を交互にS字に飾ることで気の流れを緩やかにすることが出来ます。
鏡や絵と違い身体を動かして反応しなくてはならないので気が進行方向に限定されず流れが緩やかになります。
絵をS字に飾る
上から見て絵を交互にS字に飾ることで気の流れを緩やかにすることが出来ます。基本的には鏡と同じで一つのテーマに沿ってストーリー性を演出してみるのも面白いと思います。
照明をS字に飾る
上から見て照明を交互にS字に飾ることで気の流れを緩やかにすることが出来ます。アップライトなものは避け、ぼんやりとした明かりをだすものチョイス。観葉植物と合わせると効果倍増です。
基本的に気というものは蛇のようにうねうねと進んでいきます。
ですのでそれに合わせて交互に何かをレイアウトすることで気の流れを調節できるということになります。
急いでもろくなことはありませんので、こういった移動する空間は気持ちを緩やかに過ごせる工夫が大切ですね。